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岩崎健一郎ソロCD「GOLDEN BLEND」曲自己解説

#05 FLASH

 
さてさて、5曲目。
 
打ち込みの曲作ろう!とおもって作った曲。
以前からデモはあったのだけれど、、、決定的な歌い手さんが見つからず
お蔵入り寸前だった曲をMayuさんにお願いできました!

 
 

Mayuさんと。
 

もうね、マスターギリギリのところでMayuさんにお願いすることになって、エンジニアの湯村さんも冷や汗という状況。
劇団ハーベスト第11回公演 『杜町ペッパージャム』でご一緒して、そのスピンオフ的ステージでお願いするという暴挙。ステージでの軽快トークの一環かと思いきや意外とすんなり決まっていただいて私としては嬉しい限りでした(後述の加藤梨里香さんも同じタイミングでお話ししてこちらもトントン拍子に決まりました。)。
こういうことって多くてまた後ほどのお話になりますが橋詰さんもそんな感じですがそれはまた後で。
 
Mayuさんは劇の方では役者として立っていたのであまり話すこともなくだったのですが、ずっと気になっていました。ギター弾いて歌うたって、その声がまたとんがってて良いんですよ。役の中でもそんな立場で、よくやるな〜と感心してました。
余談ですが、このころから私も役者面白そうって思いますが台詞覚えられないのでやりません。
 

Mayuさん。
小さいながらもパワーすげえ。

 

アレンジと歌詞。

 
もともとある曲とはいえ、アレンジ練り直さないとな〜と思っていたり、歌詞どうなるかな〜って思っていたり、だけれど時間ないしな〜と悩んでいたり。
Mayuさんに曲渡して歌詞をお願いして録音前に届いた時の歌詞見てびっくり。
曲の方向性にとってもピッタリで、私のディレクションでは絶対出てこないような新しい感じがしたんです。いくつか「年寄りなリクエスト」をして相談させていただいたんですが、もうね、曲の勢いがさらに増すような歌詞に大満足でした。
 
で、アレンジも、先ほどお話しした通り打ち込みの曲にしたいと思ってたのですが、こういうアレンジどちらかというと不慣れでシンプルにすることに躊躇しちゃう、なんか入れないと手を抜いていると思ってしまう症候群なので、もう余計なものが満載だったんですが、この歌詞を見てからどんどん削ぎ落として、トラック数も半分くらいになってシンプルになりました。ボーカル、歌声、歌詞って本当に強力。どんなことやっても後ろのオケはかなわないですよね。。。。。
ってなかんじでアレンジも歌詞も決まって録音になるんですが、その録音も面白かったな〜。ノリノリで踊り出したりして。これ動画あるんですが、ここでは出さない!怒られそう。
 
Mayuさんとも最近ご無沙汰でして、また連絡取らないとな。
ご飯でも行きましょう、って言ってくれてそのままだ、俺がいけないんだ。
こんなおじさんでもご飯に行ってくれるなんて何という優しい方だ。
また連絡とろうっと。という私信。
もう連絡取ってくれなかったらおじさん悲しい。
 
 

いつものギターの人。

 
ギターは劇団ハーベストでよくお願いしてる西山くん
ギターマガジンでグランプリ取ってしまうような凄腕。
この手の歪みサウンドはもうライブ何回もご一緒させていただいて上手なのはわかってるし、西山くんとは何かまた録音したかったので、良い機会でした。
望んだ通り以上のものを最初から送ってきてくれて、安定の西山くんでした。ありがとう!
 
 
 
このCDをここまで聞いてきて急にバスドラ四つ打ち。ちょっと違和感、と言われるかもしれませんがそれが良いんです。Mayuさんの歌詞、声、そしてここにきてのスパイス的な曲順。CDを何回も通して聞いても毎回新鮮とい意味でも、その条件全てがうまく重なり合った、と自負している一曲です!
 
Mayuさんの「FLASH」お楽しみください!

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