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岩崎健一郎ソロCD「GOLDEN BLEND」曲自己解説

#02 Shake me up, Parade!

 
さて、二曲目からは歌もの!
最初の登場は劇団ハーベストの音楽人、広瀬咲楽さん。
このCDを作ろうと思った時に、まず彼女にはお願いしようと思ってました。
ずっとどういう曲にしようかなって悩んでて、結果的に落ち着いたのがこの曲。
 
この曲の構想はもうすでに昔に出来上がってて、やっと完成形になって本当に嬉しい!
 
でね、この曲の歌詞なんですよ。素晴らしいのが。
結果的に結ばれることのない女心かと思いきや、そうではないという、この結末。
この歌詞すごい気に入っているんです。
これに関しては実際に聞いてもらいたいです。
 
 

広瀬咲楽さんと私
 

もうそれは長い長い、ロングロングアゴーです。
劇団ハーベストとは旗揚げからおつきあいさせていただいてまして、途中から広瀬さんが音楽の頭角を現しはじめて共作することも多くなって来ました。
 
彼女のすごいところは、歌詞が綺麗なところ。
それはハーベストの公演を今後確認していただくとして、そのセンスは本当素晴らしい。
このCDのコンセプトは「岩崎は必ず曲を作る」なのですが、シンガーソングライターに歌詞だけお願いしていいものかと悩んだんですが、もうダメ元で歌詞だけお願いしたら快諾してくださってこの曲が走り始めたんです。

録音当日もいろいろと言い回し等々変更させていただいてとても素晴らしい曲になりました。ボーカル的に気に入っているのがサビ終わりのコーラス部分。録音時もコーラスのラインがあっているのかどうかわからなくなって迷宮に入り込みました。こんな面倒くさい曲に付き合ってくださった広瀬さんに感謝です。
 
 
 

彼女はいつもニコニコです。ありがとう!


 
アレンジ面では、サビの転調。ここ。悩みまくった。
他の部分はもうスルスル〜って出て来たんですけれどね。
転調、本当に悩んだ。。。。転調もサビだけではないんです。
辻褄を合わせるために四苦八苦した難産曲でした。
 
 
そして、素晴らしいミュージシャン。
 
ギターはもうかれこれ20年近くお世話になっている山本サトシさん。
ペーペーの私個人がお願いしたにもかかわらず快く引き受けてくださいました。
もう何も言わなくても私の理想通りのプレイです。さすがです。
 
そして、ベースは飼沼丞二氏。ほんと、トラックができるに従って色々理想が変わり、申し訳ないくらい弾いてくださいました。感謝です。
 
ということで広瀬咲楽さんの「Shake me up, Parade!」お楽しみ下さい!

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